ご両親と一緒に食事をした際、「以前より食べるのが遅くなったな」「硬いお肉やおせんべいを避けているな」と感じたことはありませんか?
ご高齢になると、ご自身ではお口の機能の衰えになかなか気づけないことが多く、「ただ食欲が落ちただけ」「歳のせいだから」と見過ごされがちです。
しかし、それはもしかすると「お口の機能低下(口腔機能低下症)」のサインかもしれません。
見逃さないで!日常に隠れたお口の衰えサイン
お口の機能(噛む力や飲み込む力)の低下は、日常のちょっとした場面に現れます。ご家族だからこそ気づける、以下のサインがないかチェックしてみてください。
- 食事の時間が長くなった:うまく噛み砕けず、飲み込むまでに時間がかかっている可能性があります。
- 食事中によくむせる・咳き込む:お茶や汁物でむせるのは、飲み込む力(嚥下機能)が落ちているサインです。
- 薬が飲みにくそう:錠剤や粉薬が喉に引っかかるようなしぐさが増えます。
- 滑舌が悪くなった:舌の筋力が落ちることで、言葉がはっきりと聞き取りにくくなることがあります。
- 食べこぼしが増えた:唇をしっかり閉じる力が弱くなっているサインです。
「年のせい」で片付けてしまうリスク
「高齢になれば、むせたり食べられなくなったりするのは当たり前」と思って放置してしまうと、大きなリスクが伴います。
噛む力や飲み込む力が落ちると、どうしても「やわらかくて飲み込みやすい物(うどんやパンなど)」ばかりを食べるようになり、お肉や野菜から摂れる栄養が不足します。
その結果、体重が減り、全身の筋力まで衰えてしまう「オーラルフレイル」という悪循環に陥ってしまうのです。
また、飲み込む力が弱いまま放置すると、食べ物や唾液の細菌が誤って肺に入り、「誤嚥(ごえん)性肺炎」を引き起こす危険性も高まります。
通院が難しくても大丈夫!「訪問歯科診療」という選択肢
「親のお口の衰えは心配だけど、足腰が弱くて歯医者さんまで連れて行くのが大変…」とお悩みのご家族も多いかと思います。
そんな時にぜひ頼っていただきたいのが「訪問歯科診療」です。
寺嶋歯科医院では、歯科医師やスタッフがご自宅や入居中の施設まで直接お伺いし、院内と同等のケアや治療を行っています。
合わなくなった入れ歯の調整・修理、むし歯の治療はもちろん、誤嚥性肺炎を防ぐための「専門的なお口のクリーニング」や、「飲み込む力を維持するためのリハビリ(お口の体操指導)」もご自宅で受けていただけます。
まとめ|ご家族の「気づき」が健康寿命を延ばします
お口の健康は、全身の健康の入り口です。美味しく安全にご飯を食べ続けることは、ご高齢の方にとって何よりの生きがいになります。
「最近、親の食事が少し心配だな」と感じたら、ご本人様に代わってご家族からでも構いませんので、まずはお気軽に当院までご相談ください。ケアマネージャー様からのご相談も随時受け付けております。
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