転んで歯をぶつけた!子どもの歯のケガ、すぐにとるべき行動は?
子どもは元気いっぱいに遊ぶあまり、転んだりお友達とぶつかったりして、お口周りにケガをすることがよくあります。
もしお子様が「歯を強くぶつけた」「歯が折れた・抜けた」という場合、保護者の方の初期対応のスピードが、その後の歯の運命を大きく左右します。
子どもの歯のケガ、よくある症状と応急処置
お子様が歯をぶつけてしまったら、まずは落ち着いて以下の症状がないか確認し、適切な処置を行いましょう。
1. 歯がグラグラしている・痛がる(亜脱臼)
見た目には変化がなくても、歯の根っこや周囲の組織がダメージを受けている可能性があります。指で無理に触ったり、硬いものを噛ませたりせず、安静にしてなるべく早く歯科医院を受診してください。
2. 歯が折れた・欠けた(破折)
折れてしまった歯の欠片があれば、乾燥させないように牛乳(または生理食塩水)を入れた容器に入れて保管し、歯科医院へ持参してください。状態によっては接着できる場合があります。
3. 歯がすっぽり抜けてしまった(脱臼)
これが最も緊急を要する状態です。抜けた歯を元の位置に戻せる(再植できる)かどうかは、「抜けてからの時間」と「歯の根元の細胞(歯根膜)が生きているか」にかかっています。
- 絶対にやってはいけないこと:抜けた歯を水道水でゴシゴシ洗うこと(根元の重要な細胞が死んでしまいます)や、ティッシュに包んで乾燥させること。
- 正しい保存方法:歯の根っこ(根尖)には触れず、歯の頭(歯冠)を持ち、軽く汚れを落としたら、「冷たい牛乳」または「歯牙保存液(市販薬)」に入れて、すぐに歯科医院へ向かってください。
ぶつけた後、しばらく経ってから色が変わることも
ケガをした直後は問題がなくても、数週間〜数ヶ月経ってから、ぶつけた歯が黒っぽく変色してくることがあります。これは歯の内部の神経が死んでしまったサインです。
乳歯の神経が死んでしまうと、その下にある永久歯の成長に悪影響を及ぼす可能性があるため、根っこの治療(根管治療)が必要になります。
まとめ:慌てずに、まずはかかりつけ医へご連絡を
お子様が口元にケガをすると、血がたくさん出て慌ててしまうかもしれませんが、口の中は血流が良いため、傷が小さくても出血が多く見えがちです。まずはガーゼや清潔なタオルで圧迫止血をし、落ち着いて状況を確認しましょう。
玉出の寺嶋歯科医院では、お子様の予期せぬお口のトラブルにも対応しております。ケガをしてしまった際は、お電話にてご相談のうえ、できるだけ早くご来院ください。
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